7/20(金)の心に残った一節
第1章 穂高滝谷・松濤岩
十二月十九日、まず松濤が夜行で出発。次いで二十四日、有元が新宿を発った。有元は自室に誰にあてるでもなく、次のようなメモを書き残している。
これから山へ
あれほどまでの真摯な年の末、雪氷の殿堂で命を終わるならば私にとってあるいは幸いであるかもしれない。もちろん私はそんな幸いは求めはしないが。私は決して危険だとは思わない。しかしアクシデントが決しておこらないとだれが言い得よう。
Berg Heil
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