【内容】初めての放送は2010年4月7日(水)ワスカラン 熱帯の最高峰
現地ガイド:マキシミノ・アンヘレス(通称:マックス)当時44歳、ガイド歴20年、ワスカラン40回以上登頂。
マックスの事務所で打合せする時に、アグリが同席していた。登山中の映像などにも所々見られた。
高度順化の為、ウニオン峠(4750M)まで辿る3泊4日のトレッキング、ワラスからサンタクルス谷を通る。
1日7時間のトレッキング。荷物はリャマに運ばせる。途中に500年以上前からの石垣を紹介。大きな石から積んで間に小さな石を楔の様に入れていく。花はタウリ(豆の仲間、アグリがルピナスと言っていた花)、トロトロ(黄色、リンドウの仲間、オダマキ似)を紹介。
アルパマヨ(5947M、世界で一番美しい山)・・・熱帯の陽射しで溶けては凍る独特の襞が美しい。
タウリラフ(5830M)、ウニオン峠(4750M)
花:リマリマ(キンポウゲの仲間)・・・女性の帽子の飾りに使われる。
リャマ使い:サントス・デクマトレ(37歳)ワリパンパ村(3600M、100人、自給自足、ジャガイモ、麦)、インカの末裔、妻:リディア(幼馴染)、息子2人、娘1人、クイ(モルモットの仲間、蛋白源として家畜、から揚げ)
シンカの習慣:麦の刈り入れ、村総出で手伝う、年に一度の収穫、トウモロコシから作った酒:チチャでもてなす。
チャクララス東峰(6001M)、ワスカラン(6768M)
マックス:妻:ベローニ(スイス)、父:ビクトリノもガイド(アンディニスタ)、初めはポーターとして外国人と登山していた。
マックスも12歳からポーターとして登山していた。
最難関のワスカラン、登山口:ムーシュ村(3000M)〜モレーンキャンプ(4600M)〜C1(5000M)〜クレバス帯〜C2(5900M)。
最も危険なクレバス帯通過は、AM4:00にC1を出発する。セラック(氷の塔)。
アタック日は、AM2:00行動開始。
番組サイト 2014年4月7日(月) 12:00〜12:43
見どころ
世界のそれぞれの地域を代表してそびえる名峰「グレートサミッツ」。
それは人知を超えた自然が生み出した大いなる造形だ。シリーズではヨーロッパアルプスのモンブランやマッターホルン、北米のマッキンリーなど10山を紹介。見るものが心を動かされる憧れの名峰をたずね、その山をよく知るガイドに導かれて頂上を目指します。まるで自らが登っているかのような臨場感のある景色や、スケール感溢れる空撮などの絶景映像をお届けします。
「ワスカラン〜熱帯の最高峰〜」
南米アンデスのワスカラン(標高6768m)。
「コルディエラ・ブランカ」、白き山並みと呼ばれる6000m級の山々の中でも一際大きくそびえたつワスカラン、ペルー最高峰であると同時に熱帯地域では最も高い山です。取材班は、周辺を巡るトレッキングコースを辿りながら、インカの末裔の暮らしや貴重な動植物を紹介します。
氷の斜面に走る大亀裂や、氷の垂直の壁を越え、氷河に守られた頂きをめざします。
※放送内容は、変更になることがあります。詳しくはNHKオンラインをご覧ください。